デザイン理論を学ぶ。その1

”なんとなく”でデザインしているだけだと成長が望めないということで、きちんとデザイン理論を勉強してみようと思う。
まずは「グリッドレイアウト」、「ジャンプ率」、「グルーピング」についてです。

グリッドレイアウト

格子のような見えないラインで、デザイン要素の高さや幅、アキを規則正しく配置する。チラシなど多くの情報を整然とまとめるのに適しており、雑誌などの読み物の文量が多い場合でも、読む順序や流れが一目で分かる。
また、本文レイアウトはグリッドを使用してかっちり収め、背景に使用するビジュアル要素は大胆に遊ばせると、おとなしくなりがちなグリッドレイアウトを華やかに見せることができる。

 


 


ジャンプ率

本文の文字サイズと見出しの文字サイズの比率をジャンプ率と呼び、この比率によって、デザインから受ける印象や視線の流れをコントロールすることができる。
ジャンプ率が大き(大きさの差がある)ものは、ダイナミックな印象になると同時に、タイトルから本文という視線の流れがより明確になる。逆にジャンプ率が小さいものは、自然で落ち着いたミニマルな印象になる。
 

 


グルーピング

情報を整理して見せること。同じグループ内の要素はアキの間隔を狭く、異なるグループの場合は間隔を大きくする。また、ラインで区切るなどすると見やすいデザインになる。
グルーピングに用いられるライン(罫線)・枠線は情報を整理して見やすく区分けするだけでなく、シンプルな罫線であってもデザインにアクセントをつけることができる。太さの強弱によって、力強い印象を与えたり、上品な印象を与えたりすることができる。
 

 


投稿者: nobusatooo

Webをまわすひと。音楽・本・写真とビール党日本酒派。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA